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ゆか
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毒親はお金で支配する。気づいたきっかけと毒親の本性。

毒親日記

毒親との距離を少しづつ取り始めたときの話のその後の話になります

私の母は金銭毒親というらしいです。
お金を援助することで、支配しようとする。
そのことに気づいたきっかけと、本性を見せた母の話です。

目次

パンドラの箱を開けてしまう

手紙

その日は家に帰って来て、靴も脱がずにポストに入っていたカード会社のハガキをめくって読みました。

ん…?????

えっ⁇99万?何のこと??

心臓が止まるくらいパニックになりました。
私は一括でしかカードは使いません。そして使った金額は全て把握しています。
わけがわからなくなり、フラフラになりながら家に入りました。
夫がカードを使い込んだのか?不正にカードが使われたのか?震えが止まらなくなり冷静になるのに時間がかかりました。

よくよく見ると母宛のハガキ…

そこで初めて、母のハガキを間違って開いてしまったことに気づきました。

カードを限度額まで使っていたのです。

パンドラの箱を開けてしまった。

自分の中の母親像が一気に崩れました。

ずっと疑問だった母のお金とクレジットカードの使い方

母は父が亡くなっているので遺族年金をもらっています。
子どもも独立しているのに、掛け持ちで仕事をしています。ずっと疑問でした。
「別に掛け持ちしなくてもよくない?」と聞いた事があります。
でも決まって「お金が足りないから」と言います。
深く追求すると怒り始める為、気にしないようにしていました。


でもこの事実がきっかけで今までの母の矛盾していた言動や行動が1つに繋がりました。

いつも一括でカードを切る母が、なぜ満額まで使い込んだのか。
カードが使えないからお金を貸してって言ってきた意味。
どうして掛け持ちをしなければいけなかったのか。

全てリボ払いにしていたからです。

一括払いでも自動でリボになるように設定していました。
限度額まで使っていたから、引き落としが終わるまでカードが使えない時期があった。
カードが使えないから手持ちの現金が足りなくなる…

そして毎月1万円のみの支払いにしていたので、減るどころか増える一方…
1万円が引き落とされたら、また限度額までカードを使うという生活。

母が持っているカードは一枚ではないはず。

部屋中探しました。

母は手紙や明細などを一つの箱に、中身も見ずに置いていました。
他に限度額まで使っているカード1枚と40万程まだ残高が残っているカードの明細書を見つけました。全部で3枚です。
総額200万程ありました。
もう怒りしか出て来ません。
そして自分に対しての怒りでもありました。

クレジットカード

私も毒親に依存していた証拠

毒親との距離を少しづつ取り始めたときの話の少し前、母に車を買ってもらっていたのです。
母は私にお金を使うのが大好きです。父が生きていたときは何もしてやれなかった分、色々してやりたいんだと言っていました。

お金で私を支配し、娘に色々してあげている自分に満たされていたのだと思います。
その時は私も母に依存していたし、学生の時にしてもらえなかった分、やってもらえる事は何でもやってもらっていました。
そして車も…
「この車いいね」って会話の流れで言っただけでした。それを母はお金を出してやるから買えと言い出しました。
母は頑固です。一度言った事は絶対引きません。
「これから先、子どもにお金がかかるようになれば好きな車も乗れなくなる。今、まだお母さんが手伝えるうちに好きな車に乗りなさい」と…
さすがに断りました。
掛け持ちもしてるくらいなんだから払ってもらうわけにもいかないし、いらないと…

母が乗っていた車は人気の車種だった為、高く売れます。それを売って私達が今使っている車を乗れば、今のローンより少し高くなる程度だから払える、大丈夫だと引きません。

話を流しても、何日もしつこい母に私は断ることに疲れ、7年ローンを組み新車を買いました。
この時も「お母さんはローンが組めないから」と夫名義で買い、毎月母に支払ってもらうことになりました。


この時の自分の甘さに腹が立ちます。
確かに断る事に疲れるくらい母はしつこいです。
でも結果、母の言葉に甘えたのは間違いなく私です。母のせいにしながら、自分の甘さを見ないようにしたのです。
この甘さが数年後、自分の身に降りかかってきます。

毒親を問い詰める方法

私から問い詰めると逆ギレするのはわかっていたので、まずは夫に相談をしました。
そして数日かけ話し合い、夫が間違ってハガキを見てしまったこと、私はまだ何も知らない事にすることにしました。

その間も何も知らない母は、私の目の前で限度額いっぱいのカードを使い続けていました。

カード使う

夫は私が仕事でいない時間帯に話を切り出すことにしました。

子ども達が寝て、私が仕事に行ったら母を呼んで話をしたようです。
予定通り、夫が間違って見てしまった事、そして私は知らないことを話しました。

母はひたすら死にたいと言っていたそうです。

私にも話をして、話し合いをするという事でその日は終わりました。

そして次の日。
私が直接話をしていたら全く別の結果になったと思います。
あらかじめ夫でワンクッション入れる計画は成功だったようで、私にバレたのがショックなのか、相当落ち込んでいました。

消費者金融からもお金を借りていた毒親

母が仕事から帰ってきたあと、話し合いました。


まず「すみませんでした」と謝ってきました。
一体何に謝っているんだか。

前日に夫が母にした話は、見てしまったハガキの話だけ。
母の部屋で見つけた他のカードの明細の話はあえて知らないふりをしました。

「他にもカード持ってるよね?全部出して」

他にもカードを持っていることをわかっている私には、これ以上嘘はつけないと思ったのか全て出してきました。
その中に把握していた3枚のクレジットカードの他にもう一枚…

消費者金融からも借りていました。

金額は20万程。まだこの金額の時点で見つけれてよかったと思えばいいのか…
絶句とはこの事なのかと思うくらい言葉が出てきません。

そして恥ずかしい、死にたいを連呼する母。

勝手にすれよ…

正直な気持ちでした。

偉大なる母、降格する

最終的に「あんた達にも使ってやってるんだから」と言い出す始末。

外食が大好きな母。
外食は好きだけど、外食にお金を使いたくない私。
外食にいこうと言われてもお金を使いたくないと断ると、お母さんが出してやるからと連れて行かれます。週1〜2で。
「お金なくなるからいいよ」と言っても「大丈夫」の一点張り。
行かないと行くまで付きまとってくるので、しぶしぶ行ってた外食。
そのせいで借金したと言いたいらしいです。

マジくそばばぁ終わってんな


心の中で叫んでました(笑)
完全に自分の中の完璧な母親像が崩壊しました。これが本心かと思うと悲しかったです。

お金がないなら車なんていらなかった。お金がないなら外食だって行かなくていいし。何も買ってくれなくていい。お金がないならみんなで協力して、ないなりの生活をすればいいんじゃないの?

でも、やってやりたい、買ってやりたい、美味しい物食べさせてやりたい、そして自分が我慢したくない

完全に自己満。それを借金がバレて、あんた達のせいでって言うくらいなら本当に何もしなくていい。
怒りを押さえながら話続けました。

任意整理って言うのがあるから、弁護士事務所行くから

自己破産の種類を予め調べてあったので説明しました。

行かない、自分でどうにかする

さすがにカチンと来ました。

どうにもならないから、こうなったんだろうが!

さすがに言い返せなかったのか納得しました。そして、日にちを置かず弁護士事務所に行って来ました。

私の中の偉大なる母は、この時に頭のおかしい母に降格しました。この日以降、昇格することは一度もありません。

つづきは毒親の借金問題にて書いています。

毒親日記

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